2011年3月アーカイブ

早いもので,震災から2週間以上たちました.
毎日,様々なメディアから被災地の深刻な状況が伝えられ,また原発も予断の許さない状況で,なにかしないではいられないような心境です.
医師会からも災害医療チーム派遣の依頼がくるようになりました.
来月から私の先輩も災害支援で現地に赴くようです.
ご健闘を祈っております.

私はといえば,災害支援にぜひ参加してみたいという気持ちも強いのですが,当院では在宅支援診療所として24時間体制で対応している在宅療養中の患者様が多数いらっしゃいます.
外来診療は臨時休診にすれば良いのでしょうが,在宅診療はそうはいきません.
在宅療養中の患者様の,もしもの急変時は迅速に対応しなくてはなりません.

そこで私なりに出来そうな災害支援として,学会を通じて医薬品現物支援寄付を行ってみました.
現地で医薬品が足りないことは,皆さんマスメディアの情報でご存知のことと思われます.
当院は院外処方なので,あまり院内にストックしてある医薬品がないのですが,現地で足りない医薬品のなかから当院で在庫しているものを現物寄付させていただきました.
写真は東北に旅立つ前のタミフルです.
少しでも被災地での役に立ってもらえるといいなぁ.

がんばっぺ東北,がんばっぺ日本!


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東日本大震災によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに,被災された皆様,そのご家族の方々に,心よりお見舞い申し上げます.そして,一日も早い復興をお祈り申し上げます.

幸い当院では大きな被害もなく,なんとか平常に近い形で診療が行えていることに感謝しております.
しかし,交通機関の混乱に伴うスタッフ不足および医療資材,薬品などの流通の遅延から,若干の診療への影響が出始めております.
時間帯によっては,受付・電話対応・カルテ作成・会計などの事務作業から診察・医療処置・注射・検査などの医療行為まで,すべて医師一人で対応している時間もあり,受診された患者様におかれましては,多大なご迷惑をおかけし,この場を借りてお詫び申し上げます.
最近では,計画停電や交通機関の影響のため,スタッフを早めに帰宅させるとこが多く(そうしないと翌日の朝の診療に影響するため),夕方18時以降はマンパワーが不足することが多いです.
かなりの診察待ち時間にも関わらず,お叱りの言葉どころか「一人で大変ですね」などの励ましのお言葉をいただき,助けられながら,なんとか頑張って診療を続けています.
でもさすがに停電中は診療が(電子カルテのため)出来ませんので,停電時は休診とさせて頂きますので,あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます.

また最近では,東北地方で被災された患者様が,芝浦アイランドの親類宅に避難されてみえられ,着の身着のままで,普段の常用薬がないので処方を希望されるケースも散見されるようになりました.
可能な限り対応させて頂きますので,クリニックまでご相談ください.

ドクター仲間のメーリングリストや,SNSでも医療従事者としての震災地復興支援が大きな話題となっております.
医療従事者はもともと「人助け」が仕事なので,このような人道支援に興味が強いことは当然なのかもしれませんが,やはり「日本人の助け合いの精神」なのか,阪神大震災を経験されたドクターからのアドヴァイスや全国からの激励,心に響くような良いお話まで,ネット上で多く議論されています.
こういうのを読んだり聞いたりしていると,小心者の私もなにかしなくてはと柄にもなく考えるのですが,やはり今私の出来ること(芝浦アイランドの町医者として出来ること)を一生懸命にがんばるという結論に行き着く訳です.
今後とも皆様のご支援のほどよろしくお願い申し上げます.

がんばっぺ東北,がんばっぺ日本!

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