2010年9月アーカイブ

お久しぶりです.
また3ヶ月もブログ更新をサボってしまいました.
これからはも,心機一転,様々な情報を発信いたしますので宜しくお願い致します.

さて今回のお話は温泉療養の続きで,その作用メカニズムについてご紹介したいと思います.
実は未だに解明されていない事も多いのです.

温泉治療のメカニズムとしては次の3つの作用が考えられています.
1)物理的作用
2)化学的作用
3)総合的生体調整作用

1)物理的作用
温熱,静水圧,浮力,粘性などの物理的な作用です.
これは温泉に限った事ではなく,水道水でも得られる作用です.

2)化学的作用
温泉に含有されている化学物質による作用です.
含有されている成分(泉質)により,いろいろな効能が知られていますが,科学的な実証がされていないものも多く,言い伝え等により伝承されている効果もあります.
温泉治療のメインメカニズムがこの化学的作用だけであるならば,入浴剤などにより代用出来てしまうはずですよね.
でも,皆さんもそれだけではないことを経験的にご存知のことと思います.

3)総合的生体調整作用
私はこれが温泉治療の主要な作用機序ではないかと考えています.
非特異的変調作用とも言われています.
温泉治療は,温泉に入浴する事だけで得られる物理化学的な反応ではなく,その温泉地の気候,風土,文化,食生活などに触れ親しむ事により,総合的に生体を調整する作用であると考えられています.
よって短期の滞在では効果が弱く,少なくとも2週間の湯治が推奨されています.

写真は2000年の温泉気候物理医学会総会でのものです.
中伊豆温泉病院院長先生と
私もまだ若いですねぇ


onki2000.jpg


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